ユウナとKEI 〜教室編〜

 あの夜の校庭での出来事以来、KEIはユウナには頭が上がらなくなった。学校ではあからさま には、振舞うことはないが、明らかにあの夜以来KEIに対する態度が違ってきていた。ユウナにとってはとても大きな出来事だったのだろう。実際、KEIにとっても、あの夜の出来事は二度と忘れることができなかった。

 生まれて初めて掛けられた技・・・スリーパーホールドは以前にも経験があったものの、それが胴締めとの複合となると初めての体験だった。そしてフロントネックロックに至っては、全く初めての経験で、それがまた胴締めとの複合になるともう地獄の苦しみだった。ネックロックといっても首だけではなく、肩を中心に上半身が決められてしまい、それが胴締めとの複合では呼吸もままならないほど締め上げられたのだった。そして首を決められて、じわじわと締め上げられることがどんなに苦しく、体力を消耗することになるとは思いもよらなかったのだ。そしてその際に勃起してしまったこと・・・それをユウナに見つかってしまったこと・・・思い出しても恥ずかしさが込み上げてきた。

 あの夜以来、KEIはユウナの責めを思い出して、毎晩オナニーした。その頃にはまだ、すぐにKEIはオナニーの自由すら奪われてしまうとは夢にも思わなかった。主にあの時のフロントネックロックが忘れられなかった。技は向かい合わせになるような体勢だったので、ちょうど、KEIの顔がユウナの胸の辺りに埋まる格好になったのだ。彼女の甘い香りが今でも脳裏に残っていた。そんな夢の体勢にもかかわらず、首が厳しく拘束され、肩にも痛みが走り、あんなに技を掛けられたら苦しいとは傍から見ている人は一切分からないだろう。身動き一つ出来ないのだ。

それでもあの時の痛みと、ユウナの胸の柔らかさが忘れられず、毎夜オナニーを続けていたのだ。そのことを幼馴染の気安さからKEIがユウナに話してしまったのが失敗だった。KEIはユウナも笑ってくれると思っていたのだ。しかし、ユウナの反応はKEIが思っていた反応ではなかった。自分の教室でユウナと話したときのことだった。

「そうなんだ・・・・?KEI毎晩私のこと思い浮かべながら厭らしいことやってんだ?そんなに私の技がよかったの?それは嬉しいんだけどさあ・・・実はさあ、KEI・・・私あなたに射精管理をしてみようと思うんだ。」

「射精管理・・・?」

「そう、どうするか迷ってたんだけどね。こうしてあなたの様子を聞いてたらやっぱりきちんとしたほいがいいって思ったわ。それで、貞操具を買ってもらうわ。一人だけのお小遣いじゃ大変だと思うから、私も半分出すわ。」

「貞操具・・・?」

「そう、イギリス製よ。CB3000とか書いてあったわ。プラスチックで出来てるんだけど、おちんちんに被せてしまって錠を下ろして取れなくするみたい。そうすると、もうオナニーすることも出来ないんだって。ただ、男の子は朝は辛いらしいけどね・・・ウフフ!」

まったく突然のことで一体何がどうなるのか、全く理解できなかった。貞操具・・・おちんちん・・・被せて錠を下ろす。オナニーできない・・・・!!断片的な言葉がぐるぐる回るだけだった。

「それじゃ、今日にでも注文するわ。貞操具が届いたら、さっそくあなたに付けて上げる。楽しみだわ!」

「・・・」

KEIは言葉も出ずにただ頷くだけが精一杯だった。

「そうだ、今夜さあ、また遊ばない?貞操具を付ける前にどう?KEIも私の技気に入ってくれてるみたいだし・・・いいでしょ?」

KEIは内心嬉しかった。またユウナに技を掛けてもらえるんだ!それでもやはり苦しく、痛く、辛いことには変わりなかった。複雑な気持ちではあった。それでも、勃起してしまう自分・・・・自分でも分からないというところが本音だった。

「それじゃあ、今夜9時。ここで!」

ユウナが妙に大人っぽく見えた。

 

          ◇     ◇     ◇     ◇     ◇     ◇

 

 夜の学校はいつ来ても気味が悪いものだ。しかも9時を回るともう人っ子一人いなくなる訳で、よく怪談話の設定が学校になるのも頷ける気がした。ただ、大きな学校には宿直の代行員さんが必ずいるのだが、警備会社の警備員でない限りはそれほど厳密に管理はしていないものだ。ユウナも実際に何時頃に見回りをするかを経験上知っていた。

 さすがに電気をつけることは出来ない。電気をつけない中、それでも外から入ってくる照明などの明かりで結構明るかった。お互いの様子ははっきりと分かったし、目が慣れてくるにしたがって、外からの少ない照明や月明かりだけでもよく周りが見えてくるのだった。

 「ちゃんと、来たわね。逃げるかと思ったわ。」

ユウナは、制服を着ていた。その方が万一見つかったときに言い訳もしやすいからだ。彼女の超ミニのフレアスカートから伸びた長い脚が、外の照明に浮かんで綺麗だった。KEIは学校の体育のジャージを着ていた。

「KEI、机をどけてスペースを作ってよ。」

KEIは言われるがままにスペースを作った。その意味は十分分かっていたので、気持ちの高まりを抑えることが出来なかった。机やイスを音を立てないように静かに動かして、スペースを作り終えたその瞬間、背後からいきなりユウナはKEIの首をつかんで、自分の脇に挟み、頭部を締め上げた。ヘッドロックだった。

「これが通常のヘッドロックよ!しっかり味わいなさい!」

グイグイとリズミカルに締め上げた。締め上げるたびにKEIの頭を上下に揺さぶりながら。こんな地味は技でもひたすら苦しかった。頭が割れそうに痛かった。立っている事が出来ずに、フラフラとへたり込んでしまった。そのKEIに向かって・・・

「今日は試してみたい技があるのよ!足四の字の変形バージョンよ!今回は今まで考えていたセカンドバージョンに工夫を付け加えたサードバージョンよ!これを受けなさい!」

座り込んでいるKEIの足をすくった格好で、両脚をとって仰向けに転ばせた。そして足四の字の体勢に入った。驚いたことに脚を完璧な4の字に折らずに、足首のところで小さく交差させたのだ。これはセカンドバージョンと同じだった。細い足首を締め上げる痛さは普通の足四の字以上だった。

「ウフフ、驚いた?ここまではセカンドバージョンと同じよ!さあ、覚悟しなさいッ!」

 そして、通常は、相手の折りたたんだ方の脚の足首の方に自分の脚をフックさせて更に締め上げるのが四の字だが、ユウナは完璧な形でフックさせるのではなく、自分の足の裏でKEIのその折り曲げた方の足を前に押し出すように力を入れたのだった!通常の四の字は上から圧力をかける形だが、今回彼女が考えた形は上から出なく、自分の側から、KEIの方に向かって横から圧力をかけて押し出す格好を取ったのだ。

 ウガーーーッ!

断末魔の叫びのようだった。通常の足四の字では普通これほど苦しそうに悶絶しないものだ。しかも彼女はなんら、涼しい顔をしているのだ。まるで力を入れていないかのようだった。

 「どう?これやっぱり効くようねっ!もっと痛くしてあげよっかぁ?」

ユウナは更に、KEIの足を押さえている方の足に力を込めて、更に前方に静かにギューッと押しやった。

ウギャーーーッ!

苦しみようは尋常ではなかった。

「このままじゃ、折れてしまうわ!ただでさえ、細い足首は弱いのに、この締め上げは普通の四の字とは比べ物にならないほど強烈だもの!」

恐らくこんなかけ方をされたのは、KEIが始めてだったであろう。途端に、ギシギシという音がしたと同時に、これまで経験したことがないほどの強烈な激痛がKEIの足首を襲った。

「思った以上だわ!マジ、痛そうね!こんなのはどうかしら?」

ユウナは今度は押さえた足をリズミカルに振動を付けて前に押しやった。地獄の痛み?そんな表現しか形容する言葉が思いつかなかった。KEIは顔を真っ赤に紅潮させて必死の形相で、目を血走らせて首を激しく横に振った。必死だった。

「もうだめ?そう、もうだめなんだ?アハハ!そんなに痛いんだ?いいわ、分かった・・・ウフフ、もっとしてやる!アハハハ!止めてあげるとでも言うと思った?」

ユウナは思いっきりKEIの足首を前に押した!力の限り!その瞬間、KEIの身体が反射的に仰け反ったかと思うと涙を流しながら声の限りに叫んだ。

「グアーーーッ!許してッ!折れるぅ!」

「そうなの?折れたら大変だものね....!ほら、こう!こうならいいっ?」

ギャーーーッ!

ユウナの表情はKEIの苦悶の表情とは比べ物にならないほど涼しげだった。変形足四の地固めサードバージョン!本当に少しの力で何十倍もの苦痛を与えるのだった。どんなに非力な女の子でも大男相手に十分立ち会える技だった。

KEIは口からよだれをたらしながら、そして最後には泡さえ吹いてきていた。目は赤く血走っていた。見開いた瞳は苦痛と絶望感で空を仰ぎ見ていた。

ユウナは執拗に責め立てたのだった。強弱をつけた責め。それこそがユウナの責めの骨頂だった。そう、いつまでもジリジリと責めていられる。そして失神寸前にまで追い込んで、苦痛にもだえる様子を見るのだった。彼女の瞳の奥にきらりと小悪魔的な光が見えたようだった。

身動き一つできないKEIにとってこの技から逃れるすべはなかった。ただ、ユウナの慈悲にすがるのみだった。

「お許し・・・く・だ・さ・い・・・・」

口の両端から泡のようなものを吹いて、KEIは朦朧としていた。最初は目をむいて叫んでいたのが、だんだんと叫び声すらあげられなくなった。

「KEI、聞こえる?もうだめなの?それじゃ、少し技を変えてあげるわ。脚が折れちゃ後が大変だから。今度は....これよ!」

うつ伏せにKEIを寝かせて、器用にその脚を折りたたんだ。そして上手に自分の足にフックさせた。ロメロスペシャル?

そう、ロメロだった!ただ、普通のロメロと違うところは、腕を固めるのではなく、首をとってしまったのだ!足は完全にユウナの足にロックされてしまって固められた上、首を背後から取られたのだ。

ウググググーーーッ!

 声にならない苦悶の表情とともに、苦痛の声を絞り出した。そのKEIの表情からこの変形のロメロスペシャルの苦しさがわかった。まさに目をむきながら天を仰ぎ、目をむき出して苦悶の表情で悶えた。通常のロメロのように腕を決められる場合なら、腕が折れそうに痛むものの、呼吸が制限されることはない...でもこの変形ロメロは、もう拷問だった。呼吸すら制限されてしまた。まさに生きるも死ぬも技をかけるものの一存で決まるのだ。

足はがっちりとフックされているので、逃げることは絶対にできなかった。鎖に繋がれたかのようにがっちりと決まっていた。その上、上体は反り返り、おまけに首まで取られていたのだから。しかもじりじりと締め上げられたのだ!まさに締め技だった。

「どう?私のこの変形技?前は首四の字と、フロントネックロックだったでしょ?だから、今回はこの大技を試したかったのよ!ウフフ!まだまだほかの技もあるわよ!どう?掛けられたい?」

そういいながらも、ユウナはこの変形のロメロを緩めるそぶりは一切見せなかった。

もう時計は10時を回っていた。1時間以上も責められ続けていたことになる....

「KEI,どう、辛い?どうしたの、涙なんか流して。」

そういうと、ユウナはさっとフックしていた足を開放した。次の瞬間、首をとったままの姿勢で、脚をKEIの胴に巻きつけ絞り上げた!

胴締めだった!ロメロから一転して胴締めスリーパーの体勢に入った!あっという間の出来事だった。グランドの体勢のまま、胴締めスリーパーに入ったのだ!

どうをぎりぎりと締め上げられる、その新しい苦しさに再び苦悶の声を上げた。教室だったので、なんとか声を押し殺そうとしたが、ほとんど無駄だった。我慢の限界だった。もう精魂尽き果てかけていた。涙が意に反してあふれてきた。極限の苦しみ....

「あーーーっ!またKEI,勃起してるぅ!まただねぇ。あんたってホントにMなのよね!」

実はさっきからKEIは感じ始めていたのだ。極限の苦しみに中で再び勃起してしまっていた。しかも今回のように息つく暇もなく次から次と技をがっちりと掛けられては、逃げる意思、いや、抵抗する意思すら持てなかった。もうユウナのなすがままにと言う気持ちで一杯だった。その気持ちがMの気持ちと結びついて、もう自分はユウナに従う以外ないのだ、自分はユウナの奴隷なのだ・・・すぐに貞操具すら付けられて射精は勿論、オナニーすらできなくなるのだ・・・そうおもうだけで、KEIは勃起してしまったのだ。貞操具を付けられれば勃起すら制限されて・・・・

 

           ◇    ◇    ◇    ◇    ◇    ◇

 

貞操具が着いたのはその日から3週間後のことだった。ユウナから呼び出しがあった。すぐにKEIは彼女の呼び出しに応じて、また前の小学校の校庭で落ち合い、その場で貞操具を付けられた。南京錠でロックされて鍵がなければ二度と外すことは出来ない。勿論かぎは彼女が保管した。これからは完全に性管理をユウナに託したのだ。

CB3000を付けられて以来、今日で116日が過ぎている。しかしまだ一度も外す許可はでていない。

体育館編へ

もどる

inserted by FC2 system