女子高生ユウナ

 KEIは大学を出たものの、就職口が見つからずブラブラとしていた。たまに短期のバイト口を見つけてはフリーター生活をしていた。今日もバイトからの帰りに書店に立ち寄って好きなSM系の本を物色していた。主に女王様系が好きで、「Mistress」等を読んでいた。どこにでも売っているわけではないので、この書店で大抵は買っていた。今月号をレジに持っていこうとしたKEIは今日はレジにいつもの人ではなく、女子高校生らしき女の子が座っているのに気付いた。 一瞬戸惑ったが、途中でやめるわけにもいかずにそのままレジの彼女のところに持って行った。

 「いらっしゃいませ!」

 明るい声で応対してくれたその女の子は私服を着ていたが、下は制服っぽい超ミニを穿いていたのが分かった。そして白のルーズを穿いていた。多分高校生に違いない。顔立ちは決して美人ではないが、可愛い愛らしい顔つきだった。本が本だけにレジをしてお金を払う間がとても長く感じられた。しかし、彼女は顔つきを特に変えることもなく淡々と支払いが済んだ。

「ありがとうございました。またお願いします。」

とても可愛い子で実際買うときにドキドキしたが、その日はそれで終わった。ただ、妙に超ミニのスカートとルーズソックスが目に焼きついて離れなかった。

 バイトは近くのコンビニで仕事をしていた。そのコンビ二には近くに女子高があるので夕方はそこの生徒たちもよく利用していた。ある日の夕方一人の女子高生が入ってきた。女子高生のお客など珍しくなかったが、彼女はみんなの視線を集めた。特に超ミニでお尻から白いショーツが見え隠れするくらいだった。特に脚が長いわけではなかったが、スタイルは抜群だった。そしてふっくらとした腿がかえって肉感的で目を引いたのだ。

 KEIは瞬間に彼女だと分かった。そう、数日前に書店でレジをしていた女子高生だった。今日は化粧をしていて前回とは少し見違えたが、確かに彼女だった。前回あんな本を買ったのでかなり決まりの悪い思いをしたが、多分覚えてはいないだろうと思い気を取り直した。

 彼女たちが買い物を済ませてレジに商品を持ってきたときに、彼女は「アレッ?」という表情をした。

「あれ?お兄さん、この間私がバイトしている本屋に買いに来てくれたでしょう?アハハ!ビックリした?あれ面白そうな本だったんで良く覚えてるんだよね。もう読んだ?あれってSMだよね?お兄さんの趣味?」

あまりにも突然のことで面食らってしまった。しかも、全く臆せずに明るい表情で言う彼女に思わずKEIのほうも引き込まれてしまった。ほかにレジにお客がいなかったので、つい本当のことを言ってしまった。

「うん、趣味・・・かな・・・」

「虐められんの好きなんだ?」

「うん、そうかも・・・・」

「やっぱり!ねえ、私もさあ、店主がいない時にパラパラ見てたんだけど、結構面白いよね。写真が一杯載っててさあ。女子高生が男の人の顔に跨ってたり、口の中に唾を垂らしたりさあ!男の人ってあんなことで喜ぶの?」

レジに他の人がが商品を持って来た。

「それじゃ、少し込んできたので、また後で話せる?私、ユウナっていうのよ。」

「それじゃ、仕事が8時までなんで、また来てもらえます?」

「いいわよ。8時に外で待ってるわ。」

そう約束してユウナはその場を後にした。

    ◇       ◇       ◇        ◇        ◇

夜の8時になると、外は真っ暗だったか、コンビニの明かりで周辺は明るかった。まだこの時間ではお客も多くにぎわっていた。駐車場の当たりも地べたに座り込んだギャルたちもいてにぎやかだった。

KEIが仕事を終えて外に出ると、ユウナは制服のまま自転車にまたがって待っていた。



「家が近いから自転車で来ちゃった。」

ユウナはなんともあっけらかんとした、屈託のない笑顔で笑った。

「私さあ、変だと思われるかも知んないけど、SMに興味あるんだ。まさか友達にはいえないし・・・ちょうどそんなときにSM好きのお兄さんが現れたってわけ!ウフフ!お兄さん、本からSM好きで、しかもMだってことバレバレじゃん?それに優しそうだったし・・・・安全牌?ウフフ!」

KEIはなんとも返す言葉が見つからなかった。困った表情でいると、ユウナは話し続けた。

SMでもさあ、私って格闘系がすきなんだ。ほら、四の字とかあるじゃん?中学生ん時女子プロとか好きだったんだ。アルシオンに入りたくてさあ・・・試験受けに行ったこともあったんだ。でも落っこちたじゃんね。ひどくない?だってこんなに可愛い女の子を!アハハハハ!」

「そうなんだ、すごいじゃない。」

「うん、結構鍛えてたりしたからね。腹筋とかさあ。あと、締め技なんかが好きで・・・あ、クラスにMッ気のある幼馴染みがいてさあ・・・その子呼び出したりして技掛けんのよ。そいつ、痛くて我慢できなくて泣いちゃうんだけど、絶対許してやんなかったよ。そうしたらどうなったと思う?そいつ勃起したんだよ!ウフッ!足四の字掛けられながら勃起してんだよ!変態だよね!ユウナけっこう厳しいんだから。Sっぽいってよく友達から言われたりもするし。あ、ごめんわたしばっかり喋ってた。キャハ!お兄さんってやっぱMッ気あるんでしょ?」

「うん・・・そうだね。やっぱMかなぁ・・・」

「格闘系とかは?絞められて感じちゃう方?」

「大学の時に一度友達にふざけて四の字掛けられて・・・涙出るくらい痛かった。」

「どう、もう二度と嫌だと思った?それとも暫らく忘れられなかった?」

ユウナの積極的な質問攻めにたじたじのKEIだったが、実はKEIは大学時代に足四の字を掛けられた時、なぜか分からないままに興奮してしまい、勃起してしまったのだった。そしてその後でトイレに駆け込んで、オナニーして射精してしまった経験があったのだ。でもそんなことはいえなかった。

「そう・・・うーん・・・結構嫌じゃなかったかな・・・?」

「アハハハ!お兄さんやっぱMだぁ!ホントは勃起したりしてたりして!ウフフ!いいわ・・・別に言わなくても、隠したってすぐ分かっちゃうんだから。ねえ、今度一度ユウナが足四の字掛けてあげよっかぁ?私も一度誰かに実際に掛けてみたかったし・・・」

あまりにも急なユウナの提案に返す言葉も見つからず、それでもカーッと頭に血が上るのが良くわかった。

「場所はどこがいいかなあ?お兄さんって一人暮らし?」

「うん、アパートでね。」

「それじゃあ、そこ行ってもいい?今晩の8時に。いいわよね?」

ユウナはKEIの都合などまたっく聞かずに事を進めていった。あっけらかんとした明るい積極的な性格だった。ただ、これからKEIはこのユウナに振り回されることになるのだった。

◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇       ◇

「男の人の部屋って汚いって聞いてたけど、けっこう綺麗にしてるじゃん?お兄さんってA型?」

ユウナは興味深そうに部屋を勝手に物色した。

「あ、見っけ!これウチで買った本だね。もう抜いちゃったの?ウフフ!あれっ?他にもけっこう持ってんじゃん。お兄さんムッツリなんとかだね!」

返す言葉もなかった。開けっぴろげなユウナのたじたじだった。KEIのベッドにどかっと座るとショーツが丸見えのなってるのにも全然気にする様子はなく、ただKEIのほうがどこを見ていいか分からないくらいだった。

「のど渇いちゃったよぉ、ジュースかなんかある?何か飲ませてよ!」

KEIが冷蔵庫にジュースを取りに行っている間にも、ユウナはいろいろと部屋を見て回っていた。ユウナが部屋を物色するたびにまったく落ち着かなかった。実際部屋にはSM雑誌とかビデオなんかが隠してあったのだ。それに・・・人には言えないものも・・・もしそれを見つけられたら・・・そう思った瞬間のこと・・・

「あれ?なによこれ?女の子の下着?ショーツじゃない?エーッ?どうしたのこれ?何なのよっ!」

KEIが慌てて部屋に戻った時にはユウナはピンク色のナイロンのショーツを手に持って嬉しそうにキャッキャ笑っていた。まるで鬼の首を取ったかのように。

「まさか、これ盗んできたんじゃないでしょうね?」

「ま、ま、まさかっ・・・盗んでなんかいないよ・・・」

痛々しく声が震えていた。

「じゃあ、どうしたのっ?正直に言いなさいっ!」

ユウナは厳しい口調で言った。その口調が厳しかったために驚いたKEIは本当のことを話してしまった。

「ネットで女子高生から買ったのと・・・自分で買ったのもあるし・・・・」

「変態だぁ!アハハハハ!お兄さん、いや、KEIって呼ぶわ!KEI,変態だよ!それって変ジャン?そう思わない?でもさあ・・・これって・・・ウフフ!KEI,もう覚悟はできてんでしょうね?今もショーツ穿いてんでしょ?どれ、見せてご覧っ!」

もう逃げるすべはなかった。ゆっくりと力なく、KEIはズボンを下ろした...ピンクの光沢のあるナイロンショーツだった。しかもサイドが紐式になっているもので、フリルがかわいかった。

「ヤダーァ!KEI,マジ変態!キモッ!でもだんだん面白くなってきたわ!ほら、今日はその格好のままたっぷり締め上げてあげる!覚悟はいい?ほら!私の前に跪きなさい!」

KEIはユウナの前に両手をついて跪いた。ユウナは足を組んで椅子に座ったままでKEIを見下ろした。

「ほら!ご挨拶は?」

ややギャル系が入っているものの、可憐な感じのユウナがこれ程までに変わるものだろうか?もうすっかり女王様の風情であった。あどけなささえ残る女子高生だけに彼女の変身振りには驚かされた。KEIは床に頭を擦りつけながら焦って挨拶をした。そうしなければいけない雰囲気、勢いがユウナにはあったのだ。

「ユウナ様、よろしくお願いします。」

「何をお願いなのっ?はっきり言いなさいっ!」

「ご、ご、ご、ご調教・・・・ご調教をよろしくお願いいたします・・・」

哀れなほど、声が震えていた。

「アハハハ!KEI,声震えてんじゃん!でも可愛いわよ!私の奴隷にしてあげてもいいわよ。ウフフ!ショーツが可愛いわよ!アハハ!それじゃあ、私の前に仰向けに横になってご覧!早くよっ!」

KEIはいきなりの命令に驚いて、慌ててバランスを崩しながらユウナの前に仰向けになった。哀れなほど慌てていた。脚が小刻みに震えていた。



いきなりユウナは座ったままの姿勢でKEIの顔面をルーズソックスの足で踏みつけた。グリグリとこね回すように踏みつけた。鼻と口を塞がれた形になって、KEIは苦しくてむせ返しそうになった。超ミニから純白のショーツが丸見えになっていたが、苦しさと痛さのあまり、ショーツを見て楽しむと言う余裕など全くなかった。

「なんなのっ!苦しいのは当たり前でしょ?あんた奴隷なんだから!今度はこうしてやるっ!」

そういうとユウナはその場に立ち上がると、今度はKEIの身体を踏みつけ始めた。胸やお腹の上半身を執拗に踏みつけた。圧迫される苦しさ・・・それほど体重のないユウナでさえ、全体重を掛けられ身体に乗られると息が出来ないほどの苦しさだった。ユウナの白いショーツのクロッチの部分が目に入ったが、まるで異次元の出来事のようだった。

わき腹に蹴りを入れたりもした。蹴りを入れられた瞬間、あまりの痛さに呼吸が出来なくなった。元来大人しいKEIは子供の時から取っ組み合いの喧嘩などしたことがなく、まして蹴りを入れられることなど生まれて初めての体験だった。蹴られることがこんなに痛いなんて・・・しかも瞬間的に呼吸すら出来なくなる。生まれて初めての経験だった。生まれて初めて蹴りを入れられる相手が女子高生だなんて夢にも思わなかった。

ユウナはKEIが苦しむ様子を見たら、だんだん興奮してきたみたいだった。やはりSの性格が強いのだろう。まさに女王様の資質を持っていた。それに恐らくはKEIの態度がユウナのS性に火をつけているのだろう。

「オラオラッ!もう降参なのかっ?もっと蹴って欲しいんだろ?」

もう最初のユウナではなかった。



蹴りの嵐だった。上半身だけでなく、下半身にも蹴りを入れ始めた。苦しさで横を向いたKEIのお尻をめがけて蹴りを連発した。10発、20発・・・とどまるところを知らない蹴りの嵐・・・・超ミニのスカートを翻しながら蹴りまくった。

「お許しください・・・・お許しください・・・もうダメですぅ・・・」

「アハハハハ!すっごく気持ちイイ!またこれからもあんたを蹴ってあげるからね!どう、嬉しいの?涙ぐんだりしちゃって。そうだ、KEI、この間KEIのアパートで見たSM雑誌のグラビアにこんなのあったわよ。やってあげる!」

ユウナはKEIの顔を跨いで立ち、そのままゆっくりと腰を下ろしていった。超ミニのフレアスカートの制服のまま・・・彼女の純白のショーツが眩しいくらいに丸見えだったが、それを楽しむ余裕などまったくなかった。次の瞬間にはそのショーツに包まれたお尻がKEIの顔面を押し潰していた。

「これが顔面騎乗よ。あんたあの本で見て一人でオチンチン起てながら想像してたんでしょ?、どう、私の顔面騎乗は?」

ユウナのお尻が完全に口塞いでしまい、その上、彼女の秘所がKEIの鼻にぴったりと吸い付くように密着していた。その時、彼女のショーツがしっとりと濡れているのが分かった。興奮のためだろうか。少し開き気味の股の部分、クロッチの部分が丸く染みになっていた!

彼女も感じながら責めている!!

息はかろうじて鼻で出来た。KEIの鼻がぴっちりとユウナの秘所に密着しているため、彼女の芳しい陰部の香りが鼻から身体中に巡るようだった。

「く・る・し・い・・・ああ!」

ショーツの湿った部分が直接鼻に当たり、余計に呼吸を苦しくしたのだ。

それでもKEIは勃起した!見られたらまずい!そう思った矢先・・・・

「アアーッ!KEIったら勃起してるじゃない!厭らしい!やっぱ、あんた変態マゾだったのね?女の子のフリルのショーツなんか穿いて!私の香りに勃起して!もう許さないから。上をちゃんと向きなさい!あんたにはこれがお似合いよっ!」

そういうと、ユウナはタラーッと唾をKEIの顔面に落とした。鼻に命中した。そしてまたもう一度。その行為を3回繰り返した。最後の一回は口の中に唾が命中した。トロッとした感触に思わず身震いしてしまうほどだった。これが女子高生の唾なんだ!そう思うだけでうっとりとしてしまった。鼻を通してツーンとした唾の香りがした。



「どう?私の唾。美味しいかしら?これで儀式はお仕舞いよ!なによ、うっとりした顔しちゃって。喜ばせたみたいねっ?マジ変態っ!今からたっぷりと締め上げてやるっ!最初はこれよっ!」

ユウナはKEIの首を取ると、自分の下腹部に頭を乗せた。ユウナの柔らかいお腹に思わずぞくっとした。次の瞬間、彼女の脚がKEIの首にギュット巻きついてきたのだ!女性に首四の字を掛けられるなんて生まれて初めての体験だった。

ユウナの柔らかい腿がぐっと首に食い込んできた。筋肉でごつごつした男の腿と違い、女子高生の腿は引き締まっているとはいえふっくらと柔らかい。その柔らかい腿がKEIの首周りを密閉したのだ!少しの隙間すらないほどに密閉した。

ウグーーーッ!

「息が・・・!息が・・・で・き・な・い・・・」

このままでは失神してしまう・・・いや、窒息してしまう!そうKEIは思った。それほど真綿で締め上げられるような感じがしたのだ。ユウナの首四の字はグイグイと首周りを締め付けた。女子高生の若い力でグイグイと締まってくる。そしてその上にふっくらとした腿が隙間がないほどに首に張り付くように、吸い付いてきたのだ。

息が苦しい!その上、頚動脈まで圧迫されて、早くも意識が朦朧とし始めた。このままではまずい!落ちてしまう!そう思った瞬間・・・

「今度は上半身を起こしなさいっ!新しい技をマスターしたのよ。あんたで試すからねっ!」

ユウナはあっさりと首四の字を外すと、KEIの背後に回った。すぐにKEIの首を自分の左側の脇に挟んだ。ちょうどKEIのあごのところに脇ががっちりと当たる形で、首が反ってしまい、それとともに上半身も反り返って呼吸すら奪われてしまった!同時にKEIの右腕をユウナは自分の右腕でがっちりとロックしてしまったのだ。もうそれだけで完全に動けなくなってしまった。胸が反り返り、同時に首もあごを上げたままでロックされてしまい、呼吸すらできなくなってしまったのだ。

ウグググ−−ッ!



ドラゴンスリーパーだった。これほどまでに苦しいとは!今までに何度かこの技は見たことはあったが、見ているのと実際にこうして締め上げられるのでは雲泥の差だった。顎が上がってしまい、首を決められてその上に胸が弓なりになってしまうために、呼吸が満足にできないのだ。これは掛けられてみないと分からないことだった。

おまけに右腕も不自然に決められてしまっている。力としてはKEIといえども男の力のほうが強いだろう。それでもまるで蛇にでも巻きつかれたかのように一切身動きができないのだ。右腕で反撃をしたくともまったく役に立たないのだ。それどころか、終始激痛が襲ってくる。ユウナがぐっと力を込めると、肩から腕が外れそうにもなってしまうのだ。その痛みをこらえるだけで精一杯だった。

アーーーーッ!ウグググググッ!

それも呼吸すら満足にできない中・・・・

ユウナは容赦ない責めをKEIに見舞った。ぐいぐい締め上げたのだ。KEIの胸は弓なりに反り返った。顎を決められているので胸をそらす以外に少しでも苦痛を和らげる術はない・・ところが残酷にも首の苦痛から逃れようと胸を反らせば反らすほど呼吸が詰ってしまう。浅い胸での息しかできない。

嗚呼!呼吸が!一呼吸がほんの浅いものしかできない!苦しい・・・!苦しい!嗚呼!

耳鳴りが始まった!あたりの音が聞こえなくなってきた。ツーンとした感じ?苦しいのだが、恍惚とした気持ち・・・・?この感覚は・・・・??

嗚呼!このまま締め落とされてしまう!逃げなければ!そう思い、KEIは自由な下半身をばたつかせた。そうだ、下半身はまだ動くのだ!するとユウナはこんどはKEIの下半身に自分の両足を巻きつけたのだ!

ウガーーーッ!

胴締めだった!

すきがあれば逃げ出そうとするKEIの動きを封じるためだった。がっちりとユウナの両脚がKEIの下半身に巻きついた。もうどうあがいても動けるものではなかった。ただでさえ首と右腕を決められているのだ。その上、腕よりもはるかに力の強い脚でがっちりと締め上げられてしまっては....もうどうすることもできない!身動きひとつ取れないのだった。

これほど同締めが動けなくなるとは!胴を両脚でぎゅっと締め上げ、相手の股を抑えて裏返せないようになるのだ。KEIは仰向けになって首を引かれた上体で、ますます上体が反りあがり、胸で小さく息をするしかなくなったのだ。しかも今度は胴を締められていて、裏返って逃げ出すどころか、身動き一つできないのだ!上体を反ることがこんなに苦しいとは!

容赦なく締め上げるユウナだった。KEIにただ一つ残されたのは左腕だった。そう、KEIに唯一残された自由は左腕のみ....ただそれもほとんど朦朧とした中では本来の動きは望めなかった。ただ、無意識になんとかこの状態から逃れたい一心で、左腕で締めているユウナの脚を振り解こうとした....無駄な努力だった。ほとんど腕は動かなかった。ただ、KEIは自分では左腕を使っているつもりではあったが...哀れにブランブランするのみだった。

そんなKEIの姿を見たユウナは、逆にそのKEIの左腕を自分の右腕、そう、KEIの右腕を決めてしまっている彼女の右手で掴み、KEIの背後を通して引っ張って固めてしまった。

ギャアアアアーーーッ!

哀れにもまた新たな激痛が加わった!おそらく傍から見た人は背中の後ろで何が起こっているのか分からないだろう。KEIの左腕は自分の背中の後ろで、反対側に引っ張られて、ねじ上げられてしまい、その結果、KEIの肩が外れてしまうかと思うくらいの激痛に見舞われてしまった。嗚呼!これでKEIは首、顎、左右の腕、そして下半身までも身体中すべてを固められてあるいは捻り上げられ、呼吸の自由さえも奪われてしまい、苦痛に悶絶したのだ!

ウググググググーーーーッ!

左肩が外れそうに、焼けそうに痛い!ひたすら痛いっ!息も出来ない・・・胴締めで身動きすら出来ない!

口から泡を吹き出しながらうめき声を上げるKEI・・・息が詰まってしまい、朦朧とし、ほとんど何も聞こえなくなってきた。同時に目がかすんできた。視覚さえも奪われてきている!もう身体はぴくりともせず、いや、逃げようという意思すら完全に奪われてしまっていた。少しでも動こうとするだけで、左腕、左肩が折れてしまいそうだった。もちろん右腕も固められて激痛に見舞われていた。

嗚呼!

ユウナは残酷にもKEIの頚動脈だけは直接押さえないように配慮をした。そうすることによって、いつまでも落ちてしまわないように、いつまでも苦しみが続くように強弱をつけて責め続けた。落ちてしまう!と思ったら、ふっと力を抜いた。おして一息ついたころにまた渾身の力を込めて締め上げたのだ。

ふと気づくと、KEIは口の端から涎をたらしていた...そしてなんと・・・!またしても勃起してしまっていたのだ!これほどの苦痛の中で.....なぜ、勃起?!

「KEI・・・KEI・・・どうなの?私の声が聞こえる....ほら・・・あんた、勃起してるわよ!」

実際、KEIにはユウナの声は届いていなかった。そして視覚さえぼんやりと霞んでしまっていた。

「KEI・・・もう楽になりたい....?夢の世界につれてってあげよっかぁ?でもねえ・・・絶対に射精だけは許さないから....ウフフ!でも聞こえてないか?」



もうすでにKEIは動かなくなっていたが、かすかに反応はしていた....ユウナは自分の左腕に力を入れた!これまでになく強く、ちょうど、頚動脈が圧迫されるように!完全にKEIの動きが止まるまでに10秒もかからなかった。それでもKEIが勃起をしていることは女性物のショーツ越しにもよくわかった。

ユウナは携帯電話を取り出し、何枚かのKEIの哀れな写真を撮った。もちろん顔もはっきりと分かるように。証拠写真。この写真一枚の為に、今後KEIは完全にユウナの奴隷になることになったのだ。

「ウフフ!あなたのおちんちんに貞操帯を着けて性管理をするのも面白いかも?もちろん鍵付きのやつ。プレゼントしてあげようか?どう、嬉しい?そして悪い子だったら絶対に外さない。万一私を裏切ったら鍵穴にはんだを流し込むのも面白いわね。どうなるかしら・・・・ウフフ!男の子って毎日でも射精したいんでしょ?半年くらい我慢できるのかなあ?ウフッ!」

ユウナは独り言のように言った。もちろんKEIの耳にも聞こえていた。朦朧とした頭にぼんやりと聞こえていた。自分の運命だけは悟ったのだ。失神していても自分の運命だけは悟ったのだ。

手錠が嵌められる音が響いた。ユウナはKEIの両手首に手錠を掛けた。その冷たさに思わず我に返った。ユウナの奴隷としての生活が始まる・・・手錠が食い込んだ手首の痛さがKEIの運命を教えたのだ。



         【完】

 

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